職長の為の安全衛生の職務 (職場の問題発見、解決の為の12の鍵) | ||
1 | 作業手順の定め方 | 作業を分解して、やり易いステップに並べる 各ステップに急所(成否、安全、やり易く)をつける 新規、非定常作業についても手順を定める できたら試行して不具合を改正する |
2 | 作業方法の改善 | 改善の対象作業を決める 作業を細目に分解し、自問する(5W1H) 新しい方法に組み立てる |
3 | 労働者の適正な配置の方法 | 作業者の持っている能力を見つけ希望を聞く 能力に応じた作業を割り当てる 必要があれば作業者の配置替えをする |
4 | 指導及び教育の方法 | 指導教育の必要点を見つける 指導教育の準備をする 作業手順に基づき指導教育を行う(8原則、4段階の活用) 教育効果の保持に努める |
5 | 作業中における監督及び指示の方法 | 監督能力向上に努める 職場を巡回し必要な指示を与える 職場の人間関係の向上を図る |
6 | 作業設備の安全化及び環境の改善の方法 | 作業設備の安全化に努める 作業環境の改善に努める 保護具などの着用状況を監視する |
7 | 環境条件の保持 | 職場の整理整頓を行う 作業環境の異常の発見に努める 環境条件の保持に努める 作業者の健康管理に努める |
8 | 安全又は衛生の為の点検の方法 | 点検計画を立てる(対象、時期、方法など) 点検結果を確認する 点検記録を保存する |
9 | 異常時における措置 | 異常の早期発見に努める 異常解消の為の処置をとる 異常の処置基準を決め訓練する |
10 | 災害時における措置 | 緊急措置を講ずる 災害原因を究明し再発防止を図る 緊急措置の訓練を実施する |
11 | 労働災害防止についての関心の保持 | 企業方針目標に基づき活動を展開する 関心を高める為の動機付けをする(職場打ち合わせ会など) 運動の為の資料、課題を準備する |
12 | 労働災害防止についての労働者の創意工夫を引き出す方法 | 提案制度を活かし、作業者の提案を援助する 提案に必要な資料を与え活用させる 問題を提起し、グループで提案させる |
参照: RSTトレーナー会 (東京安全衛生教育センター、042-491-6920) | ||