図表ズヒョウ3.事例ジレイ解析カイセキ: 
ある電気店での顧客満足の調査:今里健一郎著、Excelで手軽にできるアンケート解析、日本規格協会.の分析手順に沿って、
1.ナマデータ
ID 顧客コキャク満足マンゾク アフターサービス 社員シャイン応対オウタイ 商品ショウヒン良好リョウコウ 層別ソウベツ年代ネンダイ
ABC101 1 4 1 4 50
ABC102 2 3 2 4 40
ABC103 1 3 2 4 40
ABC104 3 2 3 4 40
ABC105 4 3 5 4 20
ABC106 3 3 4 3 20
ABC107 2 2 2 2 40
ABC108 1 3 1 3 50
ABC109 3 3 2 3 30
ABC110 2 4 2 4 40
ABC111 3 3 4 4 20
ABC112 1 3 2 5 40
ABC113 3 4 4 4 20
ABC114 1 3 1 4 40
ABC115 1 4 1 3 50
2.平均値ヘイキンチ
ID 顧客コキャク満足マンゾク アフターサービス 社員シャイン応対オウタイ 商品ショウヒン良好リョウコウ 層別ソウベツ年代ネンダイ
平均値ヘイキンチ 2.07 3.13 2.40 3.67 36.00
標準偏差ヒョウジュンヘンサ 1.03 0.64 1.30 0.72 11.21
3.レーダーチャート
考察コウサツ: 問題点モンダイテン社員シャイン対応タイオウ顧客コキャク満足度マンゾクド
4.クロス集計シュウケイ
データの個数 / ID 層別:年代        
社員応対 20 30 40 50 総計
1     1 3 4
2   1 5 6
3   1 1
4 3 3
5 1 1
総計 4 1 7 3 15
考察コウサツ: 社員シャイン対応タイオウ高齢者コウレイシャ不良フリョウ
5.相関係数ソウカンケイスウ
  顧客満足度 アフターサービス 社員応対 商品の良好さ
顧客満足度 1
アフターサービス -0.230556167 1
社員応対 0.884247228 -0.15474368 1
商品の良好さ -0.063705899 0.257036288 0.152027895 1
6.相関ソウカン
相関ソウカン検定ケンテイ n=15 n-2 5%
13 2.160368652
  顧客満足度 アフターサービス 社員応対 商品の良好さ
顧客満足度 1
アフターサービス -0.854297701 1
社員応対 6.826698773 -0.56473873 1
商品の良好さ -0.23016241 0.958977478 0.55459082 1
考察コウサツ: 顧客コキャク満足度マンゾクド社員シャイン対応タイオウ関係カンケイ
7.重回帰ジュウカイキ分析ブンセキ
概要
回帰統計
重相関 R 0.907520718 要因ヨウイン結果ケッカ説明セツメイできる%
重決定 R2 0.823593853
補正 R2 0.775483085 ホカ要因ヨウイン見落ミオとし(<0.5)
標準誤差 0.489371749
観測数 15
分散分析表
  自由度 変動 分散 観測された分散比 有意 F 回帰カイキユウイ
回帰 3 12.29900154 4.099667179 17.11870123 0.000187
残差 11 2.634331797 0.239484709 残差ザンサ分散ブンサンVe
合計 14 14.93333333      
  係数 標準誤差 t  P-値 下限 95% 上限 95% 下限 95.0% 上限 95.0%
切片 1.542626728 0.86740436 1.778440136 0.102947764 -0.36652 3.451771 -0.36652 3.451771
アフターサービス -0.066359447 0.21597726 -0.30725201 0.764390222 -0.54172 0.409003 -0.54172 0.409003
社員応対 0.721428571 0.104085696 6.931101973 2.48384E-05 0.492337 0.95052 0.492337 0.95052
商品の良好さ -0.272580645 0.190886687 -1.42797096 0.181070565 -0.69272 0.147558 -0.69272 0.147558
残差出力
観測値 予測値: 顧客満足度 残差 標準化ヒョウジュンカ残差ザンサe
1 0.908294931 0.091705069 0.187393468
2 1.696082949 0.303917051 0.621035136
3 1.696082949 -0.69608295 -1.422401172
4 2.483870968 0.516129032 1.054676804
5 3.860368664 0.139631336 0.285327742
6 3.411520737 -0.41152074 -0.840916416
7 2.307603687 -0.30760369 -0.628568542
8 1.247235023 -0.24723502 -0.505209023
9 1.968663594 1.031336406 2.107470256
10 1.629723502 0.370276498 0.756636439
11 3.138940092 -0.13894009 -0.283915229
12 1.423502304 -0.4235023 -0.865399985
13 3.072580645 -0.07258065 -0.148313926
14 0.974654378 0.025345622 0.051792164
15 1.180875576 -0.18087558 -0.369607719
計算ケイサン追加ツイカ
  係数 標準誤差 t  t2
切片 1.542626728 0.86740436 1.778440136 3.162849318
アフターサービス -0.066359447 0.21597726 -0.30725201 0.094403797 説明セツメイ変数ヘンスウノゾ
社員応対 0.721428571 0.104085696 6.931101973 48.04017456
商品の良好さ -0.272580645 0.190886687 -1.42797096 2.039101059
t2>2が有意ユウイ
アフターサービスの要因ヨウインノゾいて、再度サイド重回帰ジュウカイキ分析ブンセキすると、
ID 顧客コキャク満足マンゾク 社員シャイン応対オウタイ 商品ショウヒン良好リョウコウ
ABC101 1 1 4
ABC102 2 2 4
ABC103 1 2 4
ABC104 3 3 4
ABC105 4 5 4
ABC106 3 4 3
ABC107 2 2 2
ABC108 1 1 3
ABC109 3 2 3
ABC110 2 2 4
ABC111 3 4 4
ABC112 1 2 5
ABC113 3 4 4
ABC114 1 1 4
ABC115 1 1 3
概要
回帰統計
重相関 R 0.906686223
重決定 R2 0.822079906
補正 R2 0.792426558
標準誤差 0.470544017
観測数 15
分散分析表
  自由度 変動 分散 観測された分散比 有意 F
回帰 2 12.27639327 6.138196635 27.72300386 3.17E-05
残差 12 2.656940063 0.221411672
合計 14 14.93333333      
  係数 標準誤差 t  P-値 下限 95% 上限 95% 下限 95.0% 上限 95.0%
切片 1.380914826 0.662952231 2.08297787 0.059309126 -0.06353 2.825364 -0.06353 2.825364
社員応対 0.727917981 0.097999074 7.427804658 7.96998E-06 0.514396 0.94144 0.514396 0.94144
商品の良好さ -0.289432177 0.175803397 -1.64634007 0.125612573 -0.67247 0.093611 -0.67247 0.093611
結果ケッカ
顧客コキャク満足マンゾク=0.73x社員シャイン対応タイオウ − 0.29x商品ショウヒン良好リョウコウさ + 1.38
このシキにより、顧客コキャク満足マンゾクは90%クライタダしくモトめられる。
残差出力
観測値 予測値: 顧客満足度 残差 標準化ヒョウジュンカ残差ザンサ 観測値
1 0.951104101 0.048895899 0.10391355 1
2 1.679022082 0.320977918 0.682142172 2
3 1.679022082 -0.67902208 -1.44305752 3
4 2.406940063 0.593059937 1.260370795 4
5 3.862776025 0.137223975 0.291628349 5
6 3.424290221 -0.42429022 -0.901701447 6
7 2.257886435 -0.25788644 -0.548060173 7
8 1.240536278 -0.24053628 -0.511187623 8
9 1.968454259 1.031545741 2.192240692 9
10 1.679022082 0.320977918 0.682142172 10
11 3.134858044 -0.13485804 -0.286600274 11
12 1.389589905 -0.38958991 -0.827956347 12
13 3.134858044 -0.13485804 -0.286600274 13
14 0.951104101 0.048895899 0.10391355 14
15 1.240536278 -0.24053628 -0.511187623 15
3をえる異常イジョウなデータアタイはないのでOK
8.ポートフォリオ分析ブンセキ
  係数 平均値ヘイキンチ
アフターサービス -0.066359447 3.13
社員応対 0.721428571 2.4
商品の良好さ -0.272580645 3.67
 
重要ジュウヨウ改善カイゼン項目コウモク
考察コウサツ: 重要ジュウヨウ改善点カイゼンテン期待キタイタカく、それにタイする実績ジッセキヒクい)は、社員シャイン応対オウタイである。
9.キョウ分散ブンサン構造コウゾウ分析ブンセキ:小島隆矢著、Excelでマナキョウ分散ブンサン構造コウゾウ分析ブンセキとグラフィカルモデリング、オームシャ、2003.
9-1.グラフィカル因果インガ分析法ブンセキホウ, Graphical Modeling, GM:勝手カッテ仮想カソウ変数ヘンスウ(潜在センザイ変数ヘンスウ潜在センザイ因子インシ)は使ツカわない:
相関係数ソウカンケイスウ
因果インガ順序ジュンジョ 項目コウモク アフターサービス 社員応対 商品の良好さ 顧客満足度
1 アフターサービス 1      
1 社員応対 -0.15474368 1    
1 商品の良好さ 0.257036288 0.152027895 1  
2 顧客満足度 -0.23055617 0.884247228 -0.063705899 1
考察コウサツ
社員シャイン応対オウタイ顧客コキャク満足度マンゾクドツヨ影響エイキョウしている。
品質ヒンシツ顧客コキャク満足マンゾク影響エイキョウしない。
9-2.共分散キョウブンサン構造コウゾウ分析ブンセキ構造コウゾウ方程式ホウテイシキモデリング、Structural Equation Modeling, SEM:
仮想変数(潜在変数、潜在因子)を勝手に設定:
今回コンカイは、病院ビョウイン評価ヒョウカカンする13項目コウモク(□)のアンケート調査チョウサ結果ケッカより、4つの仮想カソウ変数ヘンスウ(○)を想定ソウテイした。
これらの17項目コウモクカンしてSEM分析ブンセキ実施ジッシし、下図カズた。
考察コウサツ
病院ビョウイン機能キノウ評価ヒョウカ調査チョウサ
内部ナイブコミュニケーションがカギ
外部ガイブコミュニケーション→内部ナイブコミュニケーション
内部ナイブコミュニケーション→看護カンゴ体制タイセイ施設シセツ設備セツビトクに、施設シセツ設備セツビ
よって、病院ビョウイン高層コウソウによる単位タンイ病棟ビョウトウ病室ビョウシツスウ縮小シュクショウにより、夜勤ヤキンフクめた看護体制カンゴタイセイ充実ジュウジツによる内部ナイブコミュニケーションが病院ビョウイン機能キノウ評価ヒョウカ重要ジュウヨウ