ABC分析とは 分析図表
 
 
商品の管理手法で、ABCの3ランクに分けてAランクを最重点商品として管理していこうというものです。また、売上0の商品も含めてABCZ分析と呼ぶこともあります。
 このABC分析がよく使われる理由としては、効果がすぐに期待できること、誰にでも簡単にできること、幅広い分野に活用できること、結果をグラフなどで表しやすい等です。
 商品別の売上分析を例に取ると、まずABC分析の手順としては
 
 1. 商品を売上高の大きい順に並べる。
 2. 売上高合計を計算する。
 3. 各商品毎の売上構成比を計算する。
 4. この構成比の累計を計算する。
 5. 縦軸に売上構成比率を、横軸に商品名を取り、グラフとして表してみる。(※表1)
 6.累計構成比をグラフ上に示す。
 7.その点を折れ線で結ぶ。
 8. 構成比を70・90・100%に分割する。
 
 これによっておおよそ次の3パターンができます。
 
 また、鮮度が重要視される生鮮に関してはどうしても相場等のからみもあり、安いときに大量に仕入れがちですが、最近の消費者の傾向として、生鮮は価格云々よりも鮮度第一という考え方になってきています。鮮度が落ちた安いもの、そのような商品はもう売れない時代なのです。
1.の分散型は、45度の対角線に沿って、累計比率の折れ線が伸びているようなケースです。
これは各商品の売上高にほとんど差がなくて、どれに重点を置いて販売したらよいかが、よく分りにくくなっています。かといって黙っていても平均的に売れている考えるの危険です 
http://www.winwin.ne.jp/harima/main/todaysnews/abc.htm