緊急措置 @ 停める :関連機械を非常停止する。 A 助ける :被災者を助け出す。 B 呼ぶ :救急車や上司を呼びます。 C 手当て :救急車が来るまで自分が出来る範囲の手当をする。 D 現場保存 :引き続き行われる災害調査のための現状確保。 http://www3.alpha-net.ne.jp/users/j4704vmc/roukyu.htm |
非常停止、退避 | 設備機械の非常停止 爆発火災などで危険、有害ガスが発生する恐れのある場合は退避、非難させる |
被災者の救出、応急手当 | 致命的か否かの判断 | |
被災者の病院収容 | 救急車、社有車の判断 病院たらい回しにならないように |
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関係者への連絡 | 関係部署、労基署、警察署、被災者家族 | |
二次災害防止 | 感電、土砂崩壊、電柱、家屋の倒壊 転落措置 工事再開の許可 |
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災害現場の保存 | 仮囲い(立ち入り禁止の措置) 写真撮影、監視員の配置 |
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作業者の気持ちを落ち着かせる | 的確な指示 冷静沈着な判断 |
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被災者・家族への対応 | 1.被災者を病院に搬送した後、家族の気持ちを最大限、思いやるため所属の管理職(できれば課長職)が病院に行き、企業として責任のある対応をする。
2.単身赴任者が被災した場合は、最低限の情報(災害の概要と搬送先病院名)と、利用交通機関と駅名と時刻表を教え、駅まで迎えに行く。その時は妻帯者が迎えに出、家族に過剰の不安を与えぬよう配慮する。 3.被災者が救急治療室にいる間は、家族の負担がないよう関係者は交代で病院へ詰める。 4.一般病棟に入ったら、管理・監督者、同僚、会社関係者が見舞いに行く。 5.医者は家族にしか容体を説明しないから、家族から容体を確認し、その情報は対策本部に逐次報告する。 6.入院に必要な物は会社で負担する。 7.家族が遠方から来られた場合は、宿、食事、通院手段等を確保する。 8.重篤災害に至った場合は、葬儀等に詳しい担当者が対応する。 http://www3.alpha-net.ne.jp/users/j4704vmc/komadobkNo.html |
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留意事項 | 目撃者、参考人の確保 | 事情聴取に備える |
関係書類の整備 | OSHMS、緊急連絡体制表、訓練実施記録、作業安全指示書、作業手順シート、点検等の記録、安全教育実施綴、有資格者名簿、災害現場見取り図 | |
災害調査 | 災害防止対策樹立、再発防止 | |
予防 | 救急訓練の実施 | 救急法、救急用具の取り扱い、救急用具の点検・整備方法 |
集合場所(アッセンブリー・エリア) | 火災・地震対策だけではありません。 緊急事態の対応:米国基準(American National Standards Institute, ANSI基準:危険から設備までの通路は、段差、妨げがなく、できるだけまっすぐであるべきである。)集合場所(アッセンブリー・エリア)の指定・従業員の確認。 |
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LTT |
非定常作業:産業用ロボットの点検・修理・交換作業で、ロボットの稼動エリアに立ち入りで、電源を切るだけでなく、ロックや表示が必要。世界一の安全成績を誇るデュポン社には、”LTT”という合言葉があります。ロックアウト・タグアウト・トライ、鍵を掛け、表示をし、スイッチを押してみて起動しないことを確認する。これを守らないと事故が起きなくても解雇されるほどの厳しさがあります。 |
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ANSI基準 |
安全シャワー:化学物質取扱い作業場付近に設置された安全シャワーや洗眼器:米国基準(ANSI基準:緊急設備は危険な場所から歩って10秒以内の位置に取り付ける。危険から設備までの通路は、段差、妨げがなく、できるだけまっすぐであるべきである。シャワー:1分間に最低75リットルの清水。洗眼器:1分間に最低11リットルの清水。)水圧が低くて水が出ないもの、逆に水が勢い良く天井まで届くほどでるもの、茶色の錆びた水が出てくるものは問題外。 |